お知らせ

【5月5日更新】クラウドベースのプロジェクト共有をするときの注意(Mac)

ArchitectLandmarkSpotlightDesigner

Vectorworksのデザインシリーズでは、サーバベースだけでなく、Dropboxなどのクラウドストレージを利用したプロジェクト共有が可能です。
今回はMacでクラウドベースのプロジェクト共有をするときの注意をお知らせします。

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お知らせ

環境設定を更新すると設計作業が楽になる理由

みなさんは、Vectorworksの環境設定をどのように設定して使っていますか?
Vectorworks CanadaのArchitectスペシャリストであるNeil Barman氏は、自分はこう使っている!という例をその理由とともにご紹介しています。
操作の要ともいうべき環境設定について、使い方の一例を是非ご覧ください。

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お知らせ

【5月13日更新】VectorworksでCOVID-19対策

COVID-19により日常生活や勤務形態に多くの支障が見られ、罹患された方々も多くいらっしゃます。また、看護・医療関係者にとっては感染防護具の不足も問題です。
そのような状況の中、ユーザお二人がVectorworksの機能を活かし、解決策を提案されたので、ここでご紹介します。

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よくある質問解説講座

第6回「アニメーションを取り出したい!」

FundamentalsArchitectLandmarkSpotlightDesignerCloud Service2020

Vectorworksのアニメーション機能を使用したことはありますか?
アニメーションはプロジェクトを視覚化し、理解しやすい資料として設計検討やプレゼンテーションに役立ちます。

今回はVectorworks 2020で新しくなったウォークスルーアニメーションの使用方法をご紹介します。

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Architect解説講座

第17回「作業中のデータの可視化」

ArchitectDesigner2020

17-3. 建築モデルを使った可視化の例

17-3-1. 壁の可視化

【壁スタイルの可視化】

壁に割り当てているスタイルの可視化を行います。

壁ツール・壁スタイルについてはArchitect解説講座:第2回「壁ツール」をご覧ください。

表示条件: オブジェクトが使用するIFCエンティティ>IfcWallStandardCase>IfcWallStandardCase>Name

結果:

【壁の厚みの可視化】

次は単純に、壁厚の可視化です。

違うスタイルの壁でも、厚みが同じであれば同じ色で可視化されます。

表示条件: オブジェクトが使用する一般項目>壁の厚み

結果:

【耐火性能の可視化】(レコード値での可視化)

オブジェクトには、自身でカスタマイズした情報(レコード)を連結することができます。

今回は以下のレコードを壁オブジェクトに連結し、耐火性能の可視化を行います。

表示条件: オブジェクトが使用するレコード>壁データ>耐火性能

結果:

17-3-2. スラブの可視化

【スラブスタイルの可視化】

壁と同様に、スラブもスタイルでの可視化ができます。

スラブツール・スラブスタイルについてはArchitect解説講座:第4回「スラブツール」をご覧ください。

表示条件: オブジェクトが使用するIFCエンティティ>IfcSlab>IfcSlab>Name

結果:

17-3-3. その他

【プラグインオブジェクトスタイルの可視化】

ツールで配置したプラグインオブジェクト(ドア・窓・柱等)で、スタイルを指定しているものはそのスタイルの可視化ができます。

表示条件: オブジェクトが使用する一般項目>オブジェクトスタイル名

結果:

【プラグインオブジェクトスタイルの可視化(窓のみ)】

次はプラグインオブジェクトの中から、対象を窓だけにしてスタイルの可視化を行います。

対象オブジェクト: タイプが>右項目のもの>窓
表示条件: 同じ

結果:

【梁・桁の高さを可視化】

木造BIMツールで作成したオブジェクトも、もちろん可視化できます。

表示条件: オブジェクトが使用するパラメータ>梁・桁>高さ

結果:

17-3-補足. IFCエンティティの確認について

Vectorworks Architectシリーズに標準搭載されているツール類にて作図・モデリングしたオブジェクトは、自動的にIFCデータが割り当たります。

可視化の設定では、上記の壁やスラブのように表示条件を「IFCエンティティ」で指定する場合もあります。「この図形のIFCエンティティを知りたい」という場合にはその図形を選択し、オブジェクト情報パレット(データタブ)の「レコードフォーマット:」から確認ができます。

「レコードフォーマット:」が表示されていない場合は、下図の位置でマウスドラッグします。

IFCについてはこちらの記事もご参照ください。

Open BIM:1. リファレンスビューア

Open BIM:2. VectorworksからIFCを出力する