Architect解説講座

新着記事第48回「オブジェクトにマテリアルを適用する」

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マテリアルを使用すると、平面図や断面図での2Dおよび3D表現を含む、材料のグラフィカルな属性やデータをすべて一ヶ所で定義できます。
マテリアルをオブジェクトに適用する方法と活用方法を紹介します。

48-1. マテリアルとは

マテリアルは、ハッチングやテクスチャなどの属性、建材情報、物性値、カスタム値を保存して一元管理することができるリソースです。

マテリアルはリソースマネージャで管理されており、Vectorworksライブラリからそのまま使用、新規に作成、編集などが可能です。

48-2. マテリアルの適用方法

マテリアルは単純な3Dオブジェクトはもちろん、壁や床など複数の構成要素を持つ複雑なオブジェクトにも適用できます。

48-2-1. 単純な3Dオブジェクトに適用する

1. 作成したオブジェクトを選択します。

2. オブジェクト情報パレットの形状タブから、マテリアルを使用にチェックを入れ、マテリアルから任意のマテリアルを選択します。

48-2-2. 壁や床など構成要素を持つオブジェクトに適用する

1. 壁もしくはスラブオブジェクトを選択します。

2. オブジェクト情報パレットから構成をクリックします。

 スタイルを使用している場合は、「スタイル:スタイルの編集」を選択するか、リソースマネージャから該当のスタイルを右クリックして「編集」を選択します。

3. マテリアルを適用する構成要素を選択し、編集をクリックします。

4. マテリアルから任意のマテリアルを選択します。

48-3. マテリアルの活用

使用したマテリアルを基に材料一覧を作成することができます。また、データの可視化機能を利用して、異なる材料(テクスチャなど)の表示を並べて比較することもできます。

48-3-1. グラフィック凡例ツールで材料一覧を作成する

1. シートレイヤに切り替えます。(※グラフィック凡例は、デザインレイヤには作成できません)

2. 寸法/注釈ツールセットパレットから、グラフィック凡例ツールを選択します。

 グラフィック凡例についてはこちらをご覧ください。

3. ツールバーから、グラフィック凡例スタイル「マテリアル凡例」を選択します。

4. 四角形を作図する要領で、クリック-クリックで凡例を作成したい範囲を指定すると一覧表が作成されます。

 

一覧に表示する情報は追加や変更することが可能です。

5. 作成したグラフィック凡例をダブルクリックし、セルレイアウトを編集を選択します。

 スタイルを使用しているため、この後の変更は同じスタイルを使用しているグラフィック凡例すべてに反映されます。

6. 編集画面に入り、「説明」の文字列を選択し、オブジェクト情報パレットのグラフィック凡例フィールドの定義をクリックします。

7. 現在のフィールド定義を1行改行し、データソース「ワークシート関数」、利用する情報「MATERIALVOLUME」と設定します。

8. 定義に追加をクリックすると、現在のフィールド定義に追加されます。

9. 値の表示単一で表示を選択し、値の合計値を表示にチェックを入れます。

10. OKをクリックしてダイアログを閉じ、画面右上のグラフィック凡例セルレイアウトの編集を出るをクリックします。

 マテリアルの体積を表示させる場合は、マテリアルの編集ダイアログのレポート形式「構成要素の体積」にチェックが入っている必要があります。

48-3-2. データの可視化で異なる材料の表示を並べて比較する

1. シートレイヤにビューポートを作成し、複製します。

2. オブジェクト情報パレットのデータの可視化から、データの可視化新規設定を選択します。

 

3. 表示条件からオブジェクトが使用する一般項目マテリアルを選択し、からテクスチャを変更するマテリアルを選択し、編集をクリックします。

4. ダイアログから、属性を適用にチェックを入れ、テクスチャ「テクスチャ」を選択し、任意のテクスチャを選択します。

5. すべてのダイアログをOKで閉じ、オブジェクト情報パレットのデータの可視化から、作成したデータの可視化設定にチェックを入れます。

 

6. 更新をクリックすると、選択しているビューポートに設定が反映され、異なる材料の表示を並べて比較することができます。

 

  オブジェクト情報パレットのデータの可視化から可視化設定のチェックを外し、更新をクリックすると元の表示に戻ります。

マテリアルを活用して資料作成にお役立てください。

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