グリッド線ツールを使うと自動的に連番が振られとても便利ですが、後から追加をしたりすると連番が思う通りにいかないことがあります。今回は連番の設け方と整え方を紹介します。
グリッド線ツールの基本的な使い方は、こちらをご覧ください。
47-1. 続きのグリッド線を作図する
あらかじめ連番の最後のグリッド線を選択しておきます。
グリッド線ツールをクリックし複製モードを選択するとその続きのグリッド線が描けます。
最後のグリッド線の上で右ボタンをクリックしてコンテキストメニューの類似図形を作成コマンドでも同じことができます。
47-2. 連番のグリッドに寸法を入力
グリッド線のいずれかを選択し、右ボタンをクリックしてコンテキストメニューから連番グリッドに寸法を追加を選択すると寸法がまとめて作成できます。
47-3. 連番の整え方
47-3-1. 寸法が一部入らなかった場合
図のように寸法が入らないときは、連番になっていないためです。
1. その場合は、連番にしたいグリッド線をすべて選択し、右クリックで連番設定の再割り当てを選択します。
2. 連番設定の再割り当てダイアログで、単独だったグリッド線の番号も含まれていることを確認しOKをクリックします。
3. これで連番になり寸法が入力されます。
47-3-2. 連番の並びをかえる場合
途中でグリッド線を入れると連番がそろってない場合があります。
1. その場合は、いずれかのグリッド線を選択し右クリックで連番グリッドを選択を選択します。
2. グリッド線がすべて選択されたらもう一度、右クリックで連番設定の再割り当てを選択します。
3. 連番設定の再割り当てダイアログで、現在の値列の並び順をマウスドラッグで移動してOKをクリックすると順番が整えられます。
この機能は、Landmark、Spotlightでも使用できます。とても便利ですので、ぜひご活用ください。
この機能を利用できる製品
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Vectorworks Architect建築設計や内装、ディスプレイデザインに対応した先進的なBIM・インテリア設計支援機能、拡張機能、さらには豊富な建築向けのデータライブラリを搭載した建築/内装業界向け製品 |
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Vectorworks Landmark地形モデルや多彩な植栽、灌水設備計画等に対応するランドスケープデザイン機能、さらには豊富な造園向けのデータライブラリを搭載した都市計画/造園業界向け製品 |
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